世界史をつくった海賊 (ちくま新書)
竹田 いさみ / 本
世界史をつくった海賊 (ちくま新書)本無料ダウンロードpdf - 竹田 いさみによる世界史をつくった海賊 (ちくま新書)は筑摩書房 (2011/2/9)によって公開されました。 これには315ページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、34人の読者から4.3の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
世界史をつくった海賊 (ちくま新書) の詳細
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タイトル
世界史をつくった海賊 (ちくま新書)
作者
竹田 いさみ
ISBN-10
4480065946
発売日
2011/2/9
カテゴリー
本
ファイル名
ファイルサイズ
25.64 (現在のサーバー速度は19.7 Mbpsです
世界史をつくった海賊 (ちくま新書)本無料ダウンロードpdf - 内容(「BOOK」データベースより) スパイス、コーヒー、紅茶、砂糖、奴隷…これら世界史キーワードの陰には、常に暴力装置としての海賊がいた。彼らは私的な略奪にとどまらず、国家へ利益を還流し、スパイとして各国情報を収集・報告し、海軍の中心となって戦争に参加するなど、覇権国家誕生の原動力になった。さらに、国際貿易・金融、多国籍企業といった現代に通じるシステムの成り立ちに深く関与していた。厄介な、ならず者集団であるいっぽう、冒険に漕ぎ出す英雄だった海賊たちの真実から、世界の歴史をとらえ直す。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 竹田/いさみ 1952年東京生まれ。上智大学大学院国際関係論専攻修了。シドニー大学・ロンドン大学留学。国際政治史で博士号。現在、獨協大学外国語学部教授。専攻は国際政治。オーストラリア研究から出発して、その後、研究対象を東南アジア地域へと拡大、マラッカ海峡の海賊や国際テロを手掛ける。最近のテーマは海賊の世界史、海洋の安全保障。著書に『移民・難民・援助の政治学』(勁草書房、アジア太平洋賞特別賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カテゴリー: 本
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とてもいい本でした。東インド会社や英国の繁栄の経緯について気になっており、本書で腑に落とすことができました。他の方も書かれていますが、今でも垣間見られる英国の狡猾さは、当時の繁栄・仮想敵国への勝利の渇望から生まれ、それが今でも国民性に反映されているものかと私も感じながら読んでいました。国の繁栄に手段を選ばないというのは現代に至っては非倫理的だとバッシングされますが、富のためずる賢くなった方が勝ちというのは今の国際社会でも見て取れる手法ですね。スペイン・ポルトガルとの外交関係や、海賊が発見した品々が今日の英国の文化形態を形作っものだと思うと興味深い。例えばコーヒー、紅茶、緑茶、砂糖にスパイス、そしてそれらに伴うコーヒーハウス、保険会社、それら全てが英国の私掠船(海賊)が築いた文化だと考えると、海賊ってスペイン・ポルトガルにしてみれば憎っくき悪者でありながら、英国にとっては何て英雄的な存在なんだろう。まさに海賊無くして英国あらず。エリザベスの時代は正しく「海賊によって」英国の繁栄の始まりを築かれたゴールデン・エイジだったのです。エリザベス一世の治世、海賊は国益のために必要不可欠であり、女王と二人三脚で英国を築いたと言っても言い過ぎではなく、むしろ海賊が富のため頭をひねり、動いた結果が英国の始まりだったと言えるのかもしれません。本書でその知識を得られ、とても感銘いたしました。著者がおっしゃるように、世界の海賊というより英国の文化史に傾いてしまった感じが否めませんが、それを考慮しなくても面白かったです。英国の海賊や文化史について言えば十分な入門書だと思います。海賊について書かれた書籍は珍しい中、本書はとても貴重だと思います。本書で得た知識をきっかけに、東インド会社やその他英国文化史について更に知識を深めていきたく思います。
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