THIS IS JAPAN :英国保育士が見た日本 (新潮文庫 ふ 57-1)
ブレイディ みかこ / 本
THIS IS JAPAN :英国保育士が見た日本 (新潮文庫 ふ 57-1)本無料ダウンロード - ブレイディ みかこによるTHIS IS JAPAN :英国保育士が見た日本 (新潮文庫 ふ 57-1)は新潮社 (2019/12/23)によって公開されました。 これには288ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、7人の読者から5の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
THIS IS JAPAN :英国保育士が見た日本 (新潮文庫 ふ 57-1) の詳細
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タイトル
THIS IS JAPAN :英国保育士が見た日本 (新潮文庫 ふ 57-1)
作者
ブレイディ みかこ
ISBN-10
4101017514
発売日
2019/12/25
カテゴリー
本
ファイルサイズ
23.63 (現在のサーバー速度は28.26 Mbpsです
THIS IS JAPAN :英国保育士が見た日本 (新潮文庫 ふ 57-1)本無料ダウンロード - 内容紹介 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』が話題! Yahoo!ニュース|本屋大賞2019 ノンフィクション本大賞受賞ライター ブレイディみかこ、 日本の地べたに立つ! やけくそのパワーで労働者階級が反乱を起こす英国から、わが祖国へ。20年ぶりに著者は日本に長期滞在する。 保育園で見た緊縮の光景、労働者が労働者に罵声を浴びせる争議の現場、貧困が抜け落ちた人権課題、閉塞に穴が開く奇跡のような場所……。 これが、今の日本だ。 草の根の活動家たちを訪ね歩き、言葉を交わす。 中流意識に覆われた「おとぎの国」を地べたから見つめたルポルタージュ。 目次 はじめに 第一章 列島の労働者たちよ、目覚めよ キャバクラとネオリベ、そしてソウギ/何があっても、どんな目にあわされても「働け! 」/労働する者のプライド/フェミニズムと労働/いまとは違う道はある 第二章 経済にデモクラシーを 経済はダサくて汚いのか/貧乏人に守りたい平和なんてない/一億総中流という岩盤のイズム/草の根のアクティヴィストが育たない国/ミクロ(地べた)をマクロ(政治)に持ち込め/いま世界でもっともデモクラシーが必要なのは 第三章 保育園から反緊縮運動をはじめよう 保育士配置基準がヤバすぎる衝撃/紛れもない緊縮の光景/日本のアナキーは保育園に/ブレアの幼児教育改革は経済政策だった/保育園と労働運動は手に手を取って進む/ 新自由主義保育と社会主義保育/待機児童問題はたぶん英国でもはじまる 第四章 大空に浮かぶクラウド、地にしなるグラスルーツ 日本のデモを見に行く/交差点に降り立った伊藤野枝/あれもデモ、これもデモ/クラウドとグラスルーツの概念/あうんストリートと山谷のカストロ/反貧困ネットワークへのくすぶり/新たなジェネレーションと国際連帯 第五章 貧困の時代とバケツの蓋 川崎の午後の風景/鵺の鳴く夜のアウトリーチ/人権はもっと野太い/あまりにも力なく折れていく/どん底の手前の人々/もっと楽になるための人権 エピローグ カトウさんの話 あとがき 解説 荻上チキ 内容(「BOOK」データベースより) やけくそのパワーで労働者階級が反乱を起こす英国から、わが祖国へ。20年ぶりに著者は日本に長期滞在する。保育園で見た緊縮の光景、労働者が労働者に罵声を浴びせる争議の現場、貧困が抜け落ちた人権課題、閉塞に穴が開く奇跡のような場所…。これが、今の日本だ。草の根の活動家たちを訪ね歩き、言葉を交わす。中流意識に覆われた「おとぎの国」を地べたから見つめたルポルタージュ。 商品の説明をすべて表示する
カテゴリー: 本
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エッセイスト、ブレイディさんの日本論。これに関しては単行本で出た際のレビューがいずれ転載されて、そのレビューがいい物が多いと思うので、個人的に気になった事を書きたいと思います。貧困について 日本では人権に貧困が絡んでこないという風に言われておりますが、昭和の終わり頃まで物価が安定していて、終身雇用、年功序列で働けば普通に暮らせたからでは、と思いました。平成に入って、時給で働く人が増えたり、働く場がなくなったりで貧困の人が増えて良くないという考え方が生まれて、気が付いた時には手遅れになっていた様な。外国の人のインタビューを読むと貧困は良くないからなくすべき、という回答が多いのに比べて日本ではそうなりたくなかったら勉強しろ、働けという論調も多かった様で。グラミン銀行のモハメド・ユヌス氏も銀行が信用(クレジット)して金を貸さないのが貧困の原因と自伝で語ってらっしゃいました。時給も最低ラインを上げるとは聞きますが、時給自体をなくそうという風にはならないみたいで、最低ラインも徹夜で議論して900円くらいとか。保育について 保育以前に出生率の低下が懸念されており、今現在(2019年末)の首相も国難とさえ申されておりますが、私の世代が第2次ベビーブームでこの世代が結婚して子を作ったら第3次ベビーブームになって人口問題に発展しなかったという推測があり、そうも思いますが、私の世代(X世代といわれました)で崩壊家庭出身の人が多く、親が失敗していたので、家族が碌な物ではない、ああゆう風になりたくない、という人も多いのでは。私の場合はそういう理由もありますが、単に相手がいない、金がないというのが最大の理由ですが(笑)。逆に大切にする人もいる様でオアシスの元メンバーも家族を優先するという事でその当時最強バンドを脱退したとか。自分の経験した嫌な思いを自分の家族にさせたくないらしいです。障害者について プロフィールで公開している通り、3級の障害者なのですが、働きながら一人暮らしが出来るくらい健康という事で、あまり経済支援をしてもらえず、金に困る事も多いです。国保があるので、医療費はたいがいロハにして頂けるのは嬉しいですが、あまりいい生活ではないです。私事で恐縮ですが、最近電子レンジが使えなくなって、失業中なので買ってもらえるか或いは金を貸してもらえるかと思ったのですが、駄目だそうで、電子レンジはまだいいですが、これから洗濯機が壊れたら困るのでちと怖いです。はっきり言って「健康で文化的な最低の生活」ですが、一応生きてはいけております。これを読むと、一応ではダメなので、覚醒してください、と言われた様ですが様々な人たちが立ち上がってどこでその精神を集約するのかが問題の様な気もします。一番最初に載っているキャバクラの話しですが、イギリスから日本に来てそういう仕事をしていて殺されたルーシー・ブラックマンという方の事件のノンフィクション「黒い迷宮」を読むと、ノルマとかがきつくて、重労働だそうでわざわざ日本に来てそういう仕事をしないでも・・・とか思いました。ロッキングオン誌で2代目編集長をされていた増井修氏がビッグイシューに興味を持って、売っているホームレスの人を喫茶店に集めてインタビューしたら、全員男性でよく話していたら精神的に女性より男性の方が弱いのではないか、という結論に達したと回顧録の中に書いてありましたが、私も過去の嫌な経験や記憶に日々苛まれるという損な人格で、人間として損しているなぁとか感じました。とまぁ色々書きましたが、今の日本の問題の諸相が判り勉強になりました。過去に似た様なレビューを書いて重複している可能性もありますが、すいません(あまりチェックしないもので)。必読。12月30日追記蛇足ですが、150ページくらいに出てくる、「ブライトンのモリッシー」という異名の保育士が笑えました。ダブルデッカーバス(!)で園児とドライブするとかで。
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